レジオン通信  5号
  1998年11月発行

  巻頭言(2年目のレジオン)     藤巻 正夫

レジオンがオープンして1年が過ぎようとしています。皆様の温かい御支援により過ぎた1年です。心よりありがとうございます。そしてこれからです。益々、皆様に喜んで頂ける店作りに全力を尽くす決意をしています。初心を忘れず、心を新たにし、もっともっと安全でおいしく、心意気(意識、意志、元気)のあるお菓子作りを目指して行きたいと思います。良いお菓子を作るには魂を磨くしかないと思いますし、いつも心をスッキリとさせ、素材と素材を調和させる事が自然を活かす事になり良い菓子、パン作りに通じるのだと思います。
多くのお客様との出会いで本当にたくさんの事を気付かせていただきました。少し成長したような気がします。これからも1日1日信用を積み重ねていきます。ご意見もどしどしとお寄せください。お願い致します、少しでも良い店にしたいのです。この店は皆様に喜んでいただくためにあるのですから!2年目のレジオンもよろしくお願い致します。
☆ コミュニケーション ☆
シェフと社長業をいっしょにするという事は、この店をオープンして初めての経験でした。超多忙の時の時、気が回らずお客様、スタッフに不快感を与えた事があったのではないか?いつも謙虚さを持って人に対したいと思っているが出来ていただろうか。人間としての勉強はしてきただろうか。対する人を春の暖かい日差しのように少しでも暖かく接する事は出来ていただろうか。人間と人間の違いをうめる文化にたずさわりながら、自分の店の文化を作れていただろうか?反省する事の多い一年です。日々新たなり、心の奥底に常にありがとうの気持ちを忘れず、心と心のコミュ二ケーションを忘れず、大事にして行きたいと思います。          
●レジオンのお菓子たちァ  礇グロフ メゾン>
私のヨーロッパでの初めの修行の地、スイス、ローザンヌ、思い出の多い地です。レマン湖畔にそびえ立つホテル、ボーリバージュパラス、138年の歴史を持つ5つ星のホテル。私が働いた年、1985年はちょうど125周年で四半世紀に1度の大イベントの年でした。本当にすばらしいホテルです。このホテルでヨーロッパ生活の第一歩を踏み出せた事は、ありがたくラッキーでした。初めてローザンヌの町を見た時の風景はすばらしく目に焼き付いています。チューリヒ空港から電車でローザンヌへ、小さなトンネルを抜けるとローザンヌの町が見えてきます。一面のぶどう畑、レマン湖の水面はキラキラと光り、所々に色とりどりの花、花、花、見るもの、見るもの感動のスイス初日でした。6月のスイスはすばらしいです。
お菓子の話でした。ホテル、ボーリバージュパラスのシェフパテシェ(製菓長)はドイツ語圏のスイス人でした。ドイツ系のお菓子が多く、ナッツを使ったお菓子が得意でした。クグロフはフランスのものとは違いバターケーキのクグロフです。レジオンのお菓子の中でクグロフだけはスイスと同じくアーモンドをたっぷり使ったクグロフです。何かほっと落ち着く、おいしさの有るお菓子です。午後のひととき、ティータイムにぜひお試しください。心が落ち着き、豊かな気持ちにさせてくれる事でしよう。ぜひレジオンのクグロフメゾンを!!
◎次回予告 巻頭言は(日本の農業について)☆環境 ●レジオンのお菓子たちΔ蓮淵イニー、アマン) 次回レジオン通信Δ鬚楽しみに!
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