レジオン通信  2号  
  1998年2月発行 

  巻頭言(カフェとは?)     藤巻 正夫

私にとってのカフェとは安らぎの一時であり、友人との語らいの時間であり、ボーッとできる空間、またおいしいお菓子、パンを食べながら幸せな一時を過ごせるのもカフェなのです。何時間いてもいやな顔されずにいられるフランスのカフェに随分助けられました。フランス、スイスで4年間働いた間、毎日の様にカフェに行きました。休日はカフェのはしごです。そこで見た、そして感じたカフェを作りたい、そんな思いでレジオンのカフェを作りました。フランス人にとってカフェは生活の一部の様な気がします。地域の人たちのコミュ二ケーションの場なのです。朝一杯のカフェから始まり、昼に一杯、仕事が終わってビールを一杯、とホッと出来る空間なのです。ボーッと出来る場なのです。気軽にコミュニケーションするための場所なのです。これとは別に人それぞれ色々な使い方、楽しみ方があると思います。肩の力を抜いてリラックスしましょう。

☆ もっとお菓子を楽しく ☆
お菓子をナイフ、フォークで食べようとして苦労された事はありませんか?例えばパイとクリームが何層にも重なって出来ているミルフィーユのようなお菓子です。この様に切りにくい生地とクリームが組み合わされたケーキは直角に倒してナイフを入れて見てわいかがでしょうか。上から見て断面が見える様に置くわけです。そうすれば切り易くなってケーキを押しつぶす事無くきれいに切る事が出来ます。それでも切れそうに無いケーキならば手で持って食べても構いません。もっと、もっと気楽にお菓子を楽しんで頂きたいと思います。          
●レジオンのお菓子たち◆  礇▲瓠璽襦
 パリ6区に1834年からあった店、ラ、ヴィエイユ、フランス、昨年(1997、6月)フランスに行った時には無くなっていた。その後には中国料理店が出来ていました。店員さんに聞くと1年半前にやめたか移転したか分からないとの事、私の大好きな店のひとつだったので、とても残念でした。前置きが長くなりましたが、1986年にこの店のムースショコラを食べた時の感想を当時のノートにはこう書いてあります。“うまい”今まで出会った事の無いすばらしいムースショコラである。食感はとびぬけて軽いムースなのに味、香りはとてもしっかりしている。ムース、ビスキュイ、パートシュクレ(クッキー生地)の組み合わせで、無愛想な表情なのに中味はシェフのセンスの素晴らしさを思わせる。ぜひ日本でこのお菓子を表現したい、作りたい。
 レジオンのアメールというお菓子はこのムースショコラをイメージして作った物です。自分なりに工夫し試作を重ねカフェとぺルノーをアクセントに出来上がりました、ぜひお試しください。
◎次回予告 巻頭言は(パンについて) ☆食事について ●レジオンのお菓子たちは(コルマール)次回のレジオン通信3号をお楽しみに!
                                 
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